軒天井貼り替え及び付帯部塗装工事

上里町で軒天井貼り替え及び付帯部塗装を行いました。

お客様より「二階の軒天井が剥がれてしまい、その周りの付帯部などの劣化も心配」とのお問い合わせをいただきました。

軒天井とは、外壁より外側へせり出している屋根の裏側部分になります。一般的にはベニヤ材+塗装仕上げでの仕様が多いです。

経年劣化によりベニヤ材の表層が剥がれてしまい、場所によっては抜け落ちている所もありました。

建物東側の破風板も腐食が著しく、お客様とご相談し軒天井貼り替え及び付帯部などの塗装工事を行うことになりました。

~工事中・後~

まずは既設の軒天井をすべて剥がしていきます。この際に下地の状況も確認し、必要に応じて補強もしておきます。

腐食していた建物東側の破風板も交換し、軒天井も新たにケイカル板で貼り替えました。

木部もそうですが、今回使用したケイカル板も製品そのものに防水性が無い為、これらに対し塗装で仕上げていきます。

上記写真3枚目の穴が無数に空いている軒天井は【有孔板】と呼ばれるもので、皆さんのご自宅にも施工されていることがあると思いますが、こちらは軒天井内部に停滞する湿気や熱などを逃がし、また内外気の空気を循環させるためのものになります。

未設置の場合、内部からの湿気により軒天井の黒シミやカビの繁殖、あるいは腐食の原因にもなってしまいますので非常に重要な役割をしています。

軒天井、破風板などの付帯部を塗装していきます。

部分的な塗装でアンバランスにならないよう、矢切部の漆喰壁や飾り板なども併せて塗装します。

無事に工事完了しました。

今回の施工範囲は主に建物の妻側(側面)がメインでしたが、工事前と比べて建物の表情がガラッと変わりましたね。

建物には各箇所に合った適切な建材を用いることがありますが、注意点としてそれぞれの箇所で劣化の進行速度は異なります。

特に紫外線や風雨に晒されやすい場所(太陽の向く南側や東側)などは日当たりの少ない北側と比べ、劣化の進行も早いです。

置かれている住環境や立地条件でも変わりますので、日頃からの観察が大切です。

いかがだったでしょうか?

弊社では、こういったお客様のニーズに沿ったプランでの工事も承っておりますのでお気軽にご相談下さい!

 

 

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