上里町で6月の雹害で破損してしまったカーポート屋根の交換を行いました。
お客様より「先日の雹害でカーポート屋根材が破損してしまった」とのご依頼をいただきました。
さっそくお伺いしたところ、使用している屋根材はポリカ製でしたが、経年劣化により基材が硬化し雹の衝撃のより破損してしまいました。ポリカといえども人間と同じで、年数が経ってしまうと弱体化してしまいます。
火災保険にご加入されてはいたものの、こちらのカーポートは家財として扱われず保険対象外となってしまうことがほとんどなので、そこが厄介なところでもあります。申請してもお見舞金程度しか適応されないので、保険申請の際には必ず事前に保険内容を確認しておきましょう。(※カーポートが母屋等に対し、直に接地している場合には該当する事もあります)
~工事中・後~
脚立等を使用し、既設のポリカを取り外していきます。留め具となる押縁はアルミ製でしたので今回はそのまま再利用となります。製品の型が古いと稀にアルミ製ではなくプラスチック製が使用されていることがあります。この場合、脱着の際に押縁が破損してしまったりするので、交換の有無とともに事前調査が必要となります。
取り外したポリカの状態です。間近で確認すると、改めて雹の凄まじさを痛感させられます。
ポリカを施工する場合に、あらかじめ採寸はしておくのですがプロが採寸したとしてもやはり人間の手によるものですので多少の誤差は生じます。なので、専用工具で大きめに加工したポリカ板材を現地合わせでカットし、調整を行います。
カットロスを考慮しても、原寸に対しおおむね3~5cm程大きめが好ましいでしょう。
無事に工事完了しました。
今回ではお客様のご要望により(ポリカ・ブロンズ)での施工となりました。以前のものはグレーで少し暗めのイメージがあったので、今回は色を変えてみました。
特にカーポートの場合、主に車両を駐車するのに活用されることがほとんどだと思いますが、出来ることであれば今回のようなブロンズ色など(熱線カット率)が高いものを選定すると紫外線による熱焼けを防いでくれます。(※効果には差があります)
いかがだったでしょうか?
弊社ではカーポートにまつわる工事も承っておりますので、お気軽にご相談下さい!
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