天窓フィルム工事

上里町で天窓からの遮光対策でフィルム貼り工事を行いました。

お客様より「以前から天窓から差し込む採光の眩しさと暑さが嫌でどうにかしたい」とのご依頼をいただきました。

お伺いしたところ、リビングが吹き抜けになっており勾配天井仕様となっていました。屋根には天窓が二ヵ所ついていたので日中、日差しが差し込むと部屋中が明るくなると同時に太陽の熱も入って来てしまいます。

今の時期は気温もそれほど高くないのでまだ耐えられそうですが、問題は真夏ですよね。想像を超える熱量が入ってきますのでエアコンなしでは居られないでしょう。

お客様も天窓を撤去するか悩まれていたそうですが、やはり撤去するにもフィルム貼り程ではありませんがそれなりの費用が掛かってしまいますので、今回は天窓に遮熱フィルムを貼ることにしました。

しかし、天井までの高さがかなりあるため脚立等ではとても手が届かないので、室内に仮設足場を組むことにしました。

~工事中・後~

仮設足場を組みました。

これで安全に天窓付近での作業が可能となりました。室内作業となりますので、お客様には終日ご在宅いただく形となります。

元々、遮熱用のフィルムが貼ってあったのでまずは剥離作業からになります。

しっかりと既存のフィルムを剥がし、捨てフィルムを貼ってガラスに付着している油膜や皮脂油などを綺麗に落とし、再び剥がします。こうすることにより新しいフィルムへの密着性を高めます。

足元にあるポンプは施工液といって、ガラスに対する接着剤のような役割をしています。ガラス・フィルムともに施工液をたっぷり吹き付けてから、フィルムを貼って行きます。既に左右で光の入り具合が全然違うのが分かるかと思います。

二ヵ所貼り終えて、無事に工事完了となります。

今回使用したフィルムは3M製・フロストブラックとなります。数あるフィルムの中でも【可視光線透過率】の桁が違います。

一般的に使用されているサングラスを約20~30%(光が差し込む数値)とすると、こちらの製品はなんと約2%となります。(数値が低ければ低いほど透過率が少ないことになります)

言ってしまえばほぼ光をシャットアウトすることになりますね。もちろん遮熱効果もありますので驚異的と言っても良いでしょう。

※注意点として暗室等には使用しない方が良いでしょう。採光がなくなりますので使用場所には注意が必要です。

いかがだったでしょうか?

弊社ではフィルム貼り工事も行っておりますので、同じようなお悩みがある方はお気軽にご相談下さい!

 

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