本庄市で建物基礎の補修工事を行いました。

お客様より「基礎のモルタルが剥離してしまい、ボロボロ落ちてしまう」とのご依頼をいただきました。

基礎コンクリートの仕上げに使用するモルタル材が剥離してしまいコンクリート部が剥き出しになってしまいました。

原因としては、塗布してあるモルタル材が既定の厚み以下で薄かった事が剥離の原因と考えられます。

南側に位置しており、視覚的にも目立つ場所なので補修を検討したいとの事でした。

さっそく作業の様子をご覧頂きたいと思います。

～工事中・後～

まずは剥がれかけている残存部をしっかり斫って綺麗にします。実際に剥がしてみるとやはり薄く塗布してあり、規定値以下の厚みであることがわかりますね。簡単に言ってしまえば手抜き工事ということです。

基礎補修をする前に、下地調整や養生をしておきます。基礎面が平滑になるよう下地処理を行う事で、仕上がりの出来映えが全然違いますので非常に重要な工程となります。

モルタル材を作ります。撹拌機で水を混ぜ、ムラが無くなるまでしっかり練り上げていきます。

※ペール管の中身はジョリパットではありません。

練り上げたモルタル材を基礎面に塗布していきます。今回では厚めに塗布してありますので、早々には剥がれることもないでしょう。

この作業は一見簡単そうに見えますが、とんでもない…。個人差はありますが、現場を一任出来るレベルになるまで約8～10年は掛かると言われています。それだけ難しい工程ということですね。

 

無事に工事完了しました。

塗ったばかりなので既存の色と差がありますが、乾燥してしまえば馴染みますので問題ありません。

いかがだったでしょうか？

弊社ではこういった基礎の補修なども行っておりますので、お気軽にご相談下さい！

 

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