屋根棟積み直し工事(和型/6寸丸)

上里町で屋根瓦の改修工事を行いました。

お客様より「屋根が危険な状態になっていたのは以前から気が付いていたが、先日の雹害でさらに悪化してしまった」とのご依頼をいただきました。

さっそくお伺いさせていただいたところ、棟下の勝手瓦が激しくズレていたり、棟の形成となる葺き土もボロボロでかなり危険な状態でした。

過去に一度もメンテナンスをされた事が無く、気が付いたらこのような状態になってしまい今回の雹害がきっかけで修理を決心されたそうです。確かにこの状態では、いつ瓦が落ちてくるかもわからないですし、雨漏りにも直結してしまいます。

お客様とご相談し、早急に屋根棟積み直し工事を行う事になりました。

~工事中・後~

既設棟を解体し、新しく棟下地を行います。既に耐震棟金具が設置されていましたが、こちらも含め新たに耐震棟金具を増設しておきます。おそらく葺き土の耐久力が寿命で、形成が崩れてしまったと考えられます。

屋根瓦そのものは100年持つとも言われていますが、それらにまつわるもの(漆喰材など)は一生は持たないです。

メンテナンス時期によっては、漆喰工事でも対応可能なのですが、時期を過ぎてしまうとこのような状態になってしまいます。

埃の跡が、勝手瓦が激しくズレていた証拠ですね。これだけズレていると落下や雨漏りの原因になりますので、しっかり固定しズレないようにしておきます。

新しく野縁を設置し、なんばん漆喰を塗布していきます。

以前の(葺き土+漆喰材)ではなく、(葺き土一体型)なので一工程で済みますしなんといっても耐久性が全然違いますので、そう簡単には崩れることはありません。

6寸丸は止水パッキン付きビスで固定します。

従来の釘打ち込みより、約5倍ほどの保持力がありますので安心です。

無事に工事完了しました。

勝手瓦から棟の形成まですべてやり直したので、これでもう安心ですね。

メンテナンス時期が著しく過ぎてしまうと、屋根躯体にまで悪影響を及ぼし最悪の場合、葺き替え工事などの大がかりな工事が必要にもなってしまいますので、出来ることであれば1年に1度くらいの頻度で点検をすることをお勧めします。

ただ、屋根はなかなかご自身で確認しずらい箇所ですので、点検は専門の業者さんに依頼しましょう。

弊社では無料点検を行っております!

 

(株)桜創建では屋根工事各種・外壁(塗装)工事・その他総合リフォームなどを中心に活動しておりますので些細なお悩み事でも構いませんので、お気軽にご相談ください!

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