屋根棟積み直し工事(洋瓦)

こちらでは古くなって傷んでしまった棟部分の積み直し工事を行っていきます。

~工事前~

お施主様より「瓦がズレているので心配だから見て欲しい。」とのご依頼を受け、お伺いしたところ既設瓦は数十年前に流行した(モニエース40)で当時人気の高かった屋根材です。

一見、何の問題も無さそうに見えるのですがよく見てみると棟部分の瓦がズレていて、将来的に危険な状態であることが伺えました。当時の施工方法ですので、【棟用耐震金具】は使用されておらず耐久性に難があると判断し、今回では棟部分の積み直し工事を行うことになりました。

~工事中~

既設の棟部分の残土や瓦カスなどを撤去し、新たに(棟用耐震金具)を屋根躯体へと直接固定します。最終的にな仕上がり時には見えなくなるのですが、この(棟用耐震金具)をあらかあじめ施工しておくことが非常に重要なのです。

先ほどの棟用耐震金具に30mm×40mmほどの桟木(野縁)をビス等で固定し、両脇になんばん漆喰を適量に詰め、表面をきれいに均しておきます。仕上がりの表面が荒いままだと、なんばん漆喰本来の効果を発揮できず耐久性や防水性が著しく低下しますのでここはしっかりやっておきます。

なんばん漆喰を整えたら、あらかじめ外しておいた既設の冠瓦を棟に被せ、新しく防水パッキン付きビスでしっかり固定します。あとは他の部分も同様の手順で仕上げていきます。

~工事後~

無事に工事完了しました。

今回の棟積み直し工事は、施工前後で見た目にさほど大きな変化こそないものの、内部の構造が全然違いますので耐震強度が飛躍的に上がりました。

最近の住宅事情ではこの【ガイドライン工法】はマニュアル化されており、非耐震仕様のままですと地震などの災害時に瓦が崩れてしまい最悪の場合、雨漏りにも繋がりかねません。もしご自身の屋根で非耐震仕様の可能性がある方は、一度点検されることを強く推奨致しております。弊社では、無料にて点検実施致しております!

 

(株)桜創建では屋根工事各種・外壁(塗装)工事・その他総合リフォームなどを中心に活動しておりますので些細なお悩み事でも構いませんので、お気軽にご相談ください!

弊社では、無理な営業は一切しておりません。必要のない工事を勧めたりも致しません。

地元・上里町での住宅リフォームや住まいのお悩み事などがありましたら、(株)桜創建までお気軽にご相談ください。メールでのお問い合わせは24時間受け付けております。

PAGE TOP