屋根漆喰工事(本漆喰)

埼玉県熊谷市で屋根瓦の漆喰工事(本漆喰)を行いました。

お客様より「弊社ホームページの本漆喰のブログを見て、ぜひお願いしたい」とのご依頼をいただきました。この度はご依頼いただき誠にありがとうございます。

漆喰ももちろんですが、屋根のメンテナンスを過去に一度もしたことがないとの事で、至る所に劣化が見られました。

部分的な劣化でしたので、本漆喰工事をメインとして考え部分的な補修も同時に行っていきたいと思います。

瓦そのものはおよそ50年~長いもので100年持つとも言われていますが、その瓦に対し使用されているもの(漆喰材・下葺き材など)は一生は持ちませんので、定期的なメンテナンスが必要となります。

 

~工事中・後~

古い漆喰をしっかり剥がしておきます。写真にも見える茶色い部分を【葺き土】といい、棟や壁際の熨斗瓦(のしかわら)の形成を保つために使用されます。言わば、土台のようなイメージですね。この葺き土を風雨などから守るために表面に漆喰を塗布する必要があります。

倒れてしまった鬼瓦もしっかり直しておきました。鬼を吊っている銅線が切れてしまった為、倒壊していたので一度解体し、銅線を新しく吊り直しました。

 

本漆喰の準備をします。撹拌機(かくはんき)と呼ばれる電動工具を使用し、粉末状の漆喰材を水で溶かし混ぜ合わせます。ひと昔前ではこの作法が主流でしたが、近年では仕上がった製品をパック状にしたものが主流で、工事の簡易化を図っていることがほとんどですが、職人さんが手間暇掛けて行う本漆喰はまた格別ではないでしょうか?

本漆喰の方がきめ細かく、仕上がり時の表面の艶も違います。まっさらな白色で非常に綺麗になります。

無事に工事完了しました。

鬼廻りもしっかり漆喰を塗布し、施工に漏れが無いか確認し、終了となります。近年では工事も簡易化が進み、なかなかお目にかかること機会もないのですが、弊社ではこういった特殊な漆喰工事も得意としています。

お客様も出来映えに大変喜ばれており、弊社としても嬉しい限りです。

漆喰工事に限らず、瓦の劣化状況に応じて別項目【棟積み直し工事】なども行っていますので、そちらもぜひ参考にしてみて下さい。

 

(株)桜創建では屋根工事各種・外壁(塗装)工事・その他総合リフォームなどを中心に活動しておりますので些細なお悩み事でも構いませんので、お気軽にご相談ください!

弊社では、無理な営業は一切しておりません。必要のない工事を勧めたりも致しません。

地元・上里町での住宅リフォームや住まいのお悩み事などがありましたら、(株)桜創建までお気軽にご相談ください。メールでのお問い合わせは24時間受け付けております。

 

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