本庄市で軒天井の補修および害獣対策を行いました。

お客様より「ここ最近、屋根の隙間から小動物が入り込み、室内でガサガサ足音がする」とのお問い合わせをいただきました。

お問い合わせいただいた段階で、恐らく屋根の棟違い（段違い）箇所からの侵入だろうと予測はしていましたが、まさにその通りでしたね。

こういった箇所は、本来であれば軒天井貼り下げの段階で、屋根材の形状に合わせ隙間なく収めたりするのですが、当時の建築事情ではこういった手抜き工事などは氷山の一角で、のちのち不具合などの原因にもなります。

恐らく何かしらの害獣（タヌキ・ハクビシン・ネズミ等）が強引に侵入し、軒天井をめくれ上がらせてしまったのではないかと推測します。

お客様とご相談し、今回では部分的な軒天井補修工事を行うことになりました。

～工事中・後～

さっそく工事を…と思いきや、軒天井付近に小さいハチの巣を発見しました。

このままでは作業が困難なので、殺虫剤で駆除してから安全を確かめた上で行いたいと思います。

場合によっては、軒天井の開口部から侵入し、小屋裏内に巣を作ったりもしますので、早めの対策が重要ですね。

今回ではカラーベニヤ（プリント板）で仕上げる方向となります。

ケイカル板＋塗装では費用的にも高くなってしまうので、カラーベニヤでそのまま仕上げた方が費用対効果が高いと判断しました。空いてしまったしまった部分に関しては、シールで処理をしておきます。

貼り下がり部には、漆喰でがっちり塞いでおきます。

漆喰が硬化すれば、もう小動物が侵入できるスペースがないので安心ですね。

最後にシール処理をすれば完成となります。

ホワイトのカラーベニヤを使用したので、既設との違和感もなく綺麗に仕上がりました。

いかがだったでしょうか？

弊社では、お客様目線で必要以上の工事や意味のない工事などは進めたりはしませんので、ご安心ください。

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