屋根カバールーフ工事(ガルテクト)

上里町で屋根カバールーフ工事を行いました。

お客様より「昨年6月に発生した雹害の影響で屋根材の約6割が破損してしまった」とのご依頼をいただきました。

さっそくお伺いさせていただき、屋根を確認したところ…正直想像していた被害状況をはるかに上回る状態でした。

既設屋根材はコロニアルと呼ばれる薄型化粧スレート材で、推定でも100枚以上は破損や欠損などが見受けられました。

仮にすべてのコロニアルを差し替えるにしても、相当な労力が掛かる上に新旧による色の相違などが生じてしまう為、お世辞にも効率的とは呼べないですよね。お客様もその点についてはご自身で理解されており、近年主流になりつつある【屋根カバールーフ工事】をご検討されていました。

屋根材のみの劣化の場合には【カバールーフ】、内部の下地等に問題がある場合には【葺き替え工事】が好ましいでしょう。

お客様と打合せをし、今回では【アイジー工業 スーパーガルテクト】での施工となります。

~工事中・後~

はじめに仮設足場組みを行います。近隣と建物の距離が近いので落下物・飛散物防止でメッシュシートもしっかり貼っておきます。

新規材を取り付けるために軒先へ水切り板金を取付け、その上に防水紙を貼って行きます。

元々の防水紙+屋根材に加え、新規防水紙+新規屋根材の計4重による防水層が生まれますので、より高い防水効果が期待出来ますね。

防水紙を貼り終えたら、各所必要に応じた役物板金を取り付けます。こちらは【谷樋】と呼ばれるもので、谷形状となる屋根部分に対し使用する板金です。流れた雨がこの場所に集中しやすい為、必ず板金処理をしなくてはなりません。

本体施工の様子です。

一枚一枚を噛み合わせながら貼り、対象物が硬いものに対し使用する【ドリルビス】で本体を固定していきます。

定められた場所へドリルビスを打ち込みます。スクリュー式になっているので、早々には抜けることもありませんので安心です。

本体を貼り終えたら、最後の仕上げで棟板金施工になります。棟のラインが曲がっていたり、端部加工がおろそかにならないようしっかり施工していきます。

職人さんの腕の見せ所でもある端部処理ですが、弊社では常に丁寧な施工を心掛けております。

作業漏れや不備が無いか確認し、工事完了となります。

施工前と比べると印象がガラッと変わりましたね。今回では【スーパーガルテクト シェイドチャコール】での施工となりました。こちらの色をお選びいただいたのには理由があり、各色に対する【日射反射率】を意識した選定となります。

他の色と比べ、チャコールが一番日射反射率が高いことが判明しています。(※アイジー工業調べによるデータより参照)

図では分かりにくいので、簡単に説明すると【色が明るければ明るいほど、より日光を反射する】ということになります。

極端なことを言えば、白が一番明るいということになりますが住まいにおける住環境や近隣との調和なども加味すると、実際に白い屋根にするには少々勇気が要りますよね。

【ビフォーアフター】

いかがだったでしょうか?

カバールーフ工事はリフォーム工事の中でも比較的高価な工事になります。ご依頼いただいたお客様に、より多くの費用対効果が得られるよう、使用する色の特徴やメリット・デメリットなども併せてお伝えしております。

これから屋根や外壁のリフォームをご検討の方はお気軽にご相談下さい!

 

 

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