本庄市児玉町でリフォーム工事を行っております。
こちらの方からはその他にも各箇所工事をご依頼いただいており、今回はその中の【軒天井工事】についてご紹介していきたいと思います。
ごらんの様に軒天井の表面が場所によってはベロっとめくれてしまい、みすぼらしい状態になってしまっていました。
軒天井とはおもに屋根の裏側の部分になります。一般住宅でいうと、三角形屋根が家から出っ張った部分の裏側などを指します。
玄関などの屋根に当たる【庇(ひさし)】や軒の裏側、外階段の裏側なども軒天井にあたります。軒天井は【軒天井】【上裏(あげうら)】などと呼ばれることが多いです。
軒天井の材質として、一般的には厚さ2.5mm程のベニヤ板で構成されており、表面(外装部)を塗装で保護することが多いですが、こちらのベニヤ板はピーリング材と呼ばれるもので一定の間隔に縦筋状のパターンが施されており、皆様も一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか。
しかし、上記写真のように表面がプリント仕上げになっているため、経年劣化によりめくれやすいのも特徴のひとつです。
その他の原因として、軒天内部には湿気や熱などが籠りやすく、換気口や有孔板などの換気措置がなされていないと湿気などが原因でふやけて自然と剥がれてしまいます。
近年では価格高騰中であるベニヤ板ではなく、ベニヤよりも耐水・耐久性が高く安価で丈夫な【ケイカル板】を使用することが多いです。ケイカル板は比較的雨掛かりしやすい外装部や水回りなどに使用されます。
※ただしケイカル板そのものに耐水性は無いので、雨掛かりする場所へ使用する場合には必ず塗装などの防水処理が必要となります。
~工事中~
厚さ5.5mmのケイカル板の裏側へ根太ボンドをしっかり充填させ、エアツールで下地に留めていきます。留め具のフィニッシュだけでは軒天井が落下してしまう恐れがあるので、二重対策で落下を防ぎます。
真ん中にある開口部は、ガラリと呼ばれる換気材が設置してあり、軒天井貼りの際にはあらかじめ脱着しておきます。
近くで見るとこんな感じです。
新しく貼るケイカル板も、この開口に合わせてカットしておきます。
壁際・入隅などの取り合い部分との隙間が開かないよう調整しながら貼るので、かなり技術のいる作業となります。
特に築年数が経過している建物の場合、建物躯体そのものが歪んでいることがほとんどで、まっすぐにカットしたものが合わなかったりと箇所ごとで必ず微調整が必要になりますので、根気のいる作業ですね。
現在も工事進行中で、このあとは軒天井の塗装工事となります。
現場の進捗状況をまた更新していきたいと思います!仕上がりが楽しみですね。
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