上里町で外壁屋根塗装工事を行いました。

お客様より「そろそろ塗装工事を検討していて、ちょうどすぐ近くで弊社が工事していたのを見かけたので」とのご依頼をいただきました。

この度は数ある業者の中から弊社をお選びいただきまして誠にありがとうございます。

さっそくお伺いしたところ、築24年程で10数年前に一度塗装工事をしたがそれっきりメンテナンスはしていなかったとのことでした。

全体的に経年劣化が見られ、屋根・外壁・破風板…など確かにメンテナンスが必要なのも頷けます。

補修なども含め、外壁屋根塗装工事を行うことになりました。

～工事中・後～

はじめに仮設足場架けを行います。飛散・落下物防止でメッシュシートもしっかり貼らせていただきました。

外壁目地のシール補修の様子です。劣化が激しい箇所は打ち替え、程度がまだそこまで激しくない箇所（サッシ廻りなど）には増し打ちと用途によって仕様を変えています。

シール打設完了です。シールの劣化が原因で外壁目地やサッシ廻りなどから漏水してしまうこともあるので、塗装工事前には必須項目となります。色も外壁仕上げ材の色と近似色が好ましいでしょう。

養生作業の様子です。非塗装部（ガラスサッシ・アルミ材質など）や、塗装する工程ごとに必要に応じて養生をしておくことで塗料の付着を防ぐ事ができます。塗装工事では基本中の基本ですね。

並行して棟板金の浮きや釘抜けなどの劣化が目立ったので、同時に交換しておきました。せっかく塗装工事をするのであれば新しくしておくことをお勧めします。棟板金の寿命としては約10年程と考えておくと良いでしょう、下地となる貫板の腐食は構造上避けられないので状態によっては塗装前や足場架けを行っている際に交換するのが効率的ですね。

屋根塗装をするにあたり、今回のような化粧スレート材の場合にはこちらの【タスペーサー】と呼ばれるものを使用します。スレート材の間に挟むことで空間を作り、屋根内部に溜まった雨水や湿気などを促し内部漏水や毛細管現象などの弊害を未然に防いでくれます。

 

今回ではお客様のご要望により二階の暑さをどうにかしたいとのことで、屋根のみ【遮熱塗料】を使用しました。

※遮熱塗料はあくまで真夏時などの猛烈な直射日光や紫外線から屋根を守り快適な温度を保つためのもので、断熱効果はありません。（環境下や立地条件などで体感できる効果に差があります）

外壁・付帯部は弊社でもおなじみ【エスケー化研・プレミアムシリコン】になります。元々の外壁の色を変えたくないとのことで今回はプレミアムシリコンＮ-80での施工となります。白は紫外線にも強く日光反射率も高いため、紫外線による変退色や熱の吸収を軽減する効果があります。デメリットとしては汚れが目立ちやすいのが難点でもあります。

元々、破風板は塗装仕上げの予定でしたがお客様からの強い要望により追加工事で破風板金巻き工事を行いました。特に軒先方向（雨樋が付いている箇所）は既設の雨樋を再利用しなくてはならず、脱着・取付を繰り返しながらの施工でしたので少々手間が掛かってしまいましたが、弊社ではこういったイレギュラーな作業もお手の物です。

 

足場解体を終え、無事にすべての工程が終了となりました。

予定より日数が掛かってしまい、年内までにお引渡しが出来なかったのが心苦しく思いますがその甲斐もあり綺麗に仕上げることが出来ました。

元々の色使いを変えずに、施工前のイメージを崩さずに仕上げてみました。お客様も大変気に入ってくださり、弊社としてもやりがいのある工事内容となりました。

工事したから終わりではなく、

【施行したお客様の家をしっかり守る】

これが工事業者としての使命だと弊社は考えております。

いかがだったでしょうか？

これから塗装工事やその他リフォームなどでお悩みの方がいらっしゃればお気軽にご相談下さい！

上里町の皆様、2023年度も株式会社　桜創建をどうぞ宜しくお願い致します。

 

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