深谷市で棟板金交換工事を行いました。

棟板金の錆が強く出ており、築年数的にも交換が必要な時期でした。棟板金とは、おもにスレート屋根や金属屋根などの棟部分の仕上げに使用することが多く、またメンテナンスサイクルも10年に1度は点検及び交換が必要になってきます。

～工事中・後～

棟板金を外し、下地である貫板だけの状態です。この貫板が経年劣化により腐食・肉痩せなどを起こし、棟板金を固定するための釘やビスなどの保持力低下に繋がり、結果として棟板金の浮きや飛散などが発生してしまいます。

新しく貫板を交換し、棟板金を被せていきます。特に塗装工事などの際には必然的に絡んでくる要素になりますので、塗装工事前に点検し交換が必要かどうか事前にチェックはしておくと良いでしょう。

新しく被せた棟板金をビスで固定し、完了となります。

いかがだったでしょうか？

点検をせずに工事を行い、いざ工事が始まってから気付く…というケースも耳にします。弊社では、事前にチェックをし工事前の提案材料のひとつとして必ずお伝えしております。お客様も後で「追加工事です！費用掛かります！」なんて言われたらビックリもしますし、「この業者さん、事前に建物をチェックしなかったのか？」などと不信感を抱いてしまいかねませんよね。

これから工事を検討される方は、しっかり点検を行ってくれる業者を選んでから工事を勧めることを推奨します。ただし、こちらから頼んでもいないのに一方的に点検を迫ってくる業者（特に訪問販売等）は悪質業者の可能性が高いので注意が必要です。

 

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