雨樋部分交換(火災保険適用)

熊谷市で火災の延焼による雨樋損害部の部分交換を行いました。

 

お客様より「隣のアパートから火災が発生し、その延焼による影響で隣接している雨樋が熱垂れしてしまった」とのご依頼をいただきました。

確かに、建物と距離がかなり近いですが幸いにもけが人や大きな被害は無かったそうでなによりでした。

冬の時期は火災が多い時期です。暖房器具などの不始末が原因でこういった火災に繋がってしまうケースは多いです。

直接的な被害が無かったのが幸いでしたが、ごらんの様に延焼による影響で雨樋がヨレてしまっています。基本的な材質は塩化ビニールですので、当然過度の熱量が加わればこのようになってしまいます。

ガラスにもヒビが入ってしまいました。使用されていたのは(防火ガラス)で、建築基準法の規定により防火地域や準防火地域ではこの網入りガラスを使用しなければならないことがほとんどです。ガラスに網(ワイヤー)が入っていることにより、熱でガラスが割れたり飛散せず、建物内への飛び火を防いでくれるということです。ちなみによく誤解されやすいのは(防犯用)かどうか?で、こちらは防犯用ではないので強度的には単板ガラスと何ら変わりはないので注意が必要です。

今回ではご加入されている【火災保険】を適用し、修繕費用に割り当てていきます。

【火災保険とは?】

火災保険は損害保険の一つで、建物や建物内に収容された物品の火災や風水害による損害を補填する保険です。名称は(火災保険)となっていますが、多くの商品には(風災)や(水災)の補償がセットされることがほとんどで実際には【災害保険】とも言われています。

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、上記概要でも説明した通り実は火災以外の災害にも適用することが可能です。

今回はまさに火災による損害でしたが、その他にも風災や水災などによる損害でも適用出来ることがありますので、もしよく分からないという方は弊社で火災保険申請のお手伝いも行っておりますのでお気軽にご相談下さい。

~工事中・後~

 

一度古い雨樋と吊り金具を外し、新しい金具を取り付けます。既設の金具はそこまで被害が無かったのですが、念のためすべて交換させていただきました。

今回では既設と同じ(Σ90×Y60・ホワイト)で施工しました。場合によっては既設材が廃盤品の可能性もあります。その場合には、既設材と縁が切れるように代用品を取り付けなくてはならないので、事前の下見は必要です。

無事に工事完了しました。

こういった火災や自然災害による損害は火災保険が適用されることが多いので、もしまだご存じない方がいらっしゃれば併せて知っておくと良いでしょう。

いかがだったでしょうか?

弊社ではこういった保険対応での諸工事なども承っております。ご自身で申請するのが心配であったり、申請の仕方が分からないという方はぜひお気軽にご相談ください!とはいえ、災害もなく平穏であることがなによりですけどね。

 

(株)桜創建では屋根工事各種・外壁(塗装)工事・その他総合リフォームなどを中心に活動しておりますので些細なお悩み事でも構いませんので、お気軽にご相談ください!

弊社では、無理な営業は一切しておりません。必要のない工事を勧めたりも致しません。

地元・上里町での住宅リフォームや住まいのお悩み事などがありましたら、(株)桜創建までお気軽にご相談ください。メールでのお問い合わせは24時間受け付けております。

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