熊谷市で屋根瓦の雪止め金具新設工事を行いました。

お客様より「今年は降雪が予想されるとのことで、うちには雪止め金具が付いていないから心配」とのご依頼をいただき、お伺いさせていただきました。

既設屋根材は（鶴弥・スーパートライタイプⅠ）で比較的ポピュラーな平板瓦です。ですが、お客様がおっしゃてった通り屋根に雪止めが設置されておらず、降雪による雪害の心配があります。

ただ単に、屋根からの落雪による被害を抑えるだけでなく、軒下にある【雨樋】【テラス】【カーポート】などの付帯物を落雪による被害から守る役割もしています。新築時の打ち合わせで、雪止めを設置するかの有無を確認していれば良いのですが、中にはお客様が理解していないまま工事が進んでしまい、引き渡し時後に程なくして雪止めが付いていないことに気が付く…といったケースも実際にあります。打合せが曖昧であったり、口約束で言った言わないの責任問題になったりとトラブルにもなりやすいです。

ですが、この屋根材には後からでも雪止めの新設は可能という旨を伝え、今回では雪止め金具での後付け設置工事を行うことになりました。

上記写真2枚目の瓦端部に、なにやら爪のようなものが付いていますがこちらは（防災アームロック）といい、平板瓦をはじめ近年では地震や台風などの災害時に備え、瓦そのものに防災機能が施されているものがほとんどです。それぞれの瓦同士のアームロックが噛み合うことにより、屋根全体が災害に強い強固な屋根になるという仕組みです。

これらを破損させないよう慎重に雪止め金具を設置していきます。

無事に工事完了しました。

今回では【ジャパンルーフネット・とめZО】を使用しました。他にも様々な汎用品がありますが、その中でも落雪抑止効果が比較的高いものを選定させていただきました。

お客様も大変喜ばれており、弊社としても付加価値のある工事がご提供できたかなと思います。

弊社では妥当性・必要性・緊急性に基づき、消費者（お客様）への歩み寄りや親身になって本当に価値のある工事をご提案していければと思います。

 

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