群馬県伊勢崎市で棟板金の交換工事を行いました。
お客様より「今まで全然気が付かなかったが、屋根のてっぺんにある板金が無くなっている」とのご依頼をいただき、お伺いしたところ、既に棟板金が全体の3/2が飛ばされて無くなっており、棟板金の下地である貫板が長い間雨ざらしになっていた様子で風化が目立ちました。
今までこの状態で過ごされていたのかと思うと、恐ろしい事ですよね。恐らく雨が室内にまで出ていないだけで、少なからず雨漏りはしていたでしょう。善は急げで、早急に対応していきたいと思います。
お住いの屋根にある棟板金の基本的な構図としては、下地である貫板に対し山なりの形状である板金を被せ、強風で飛散しないよう板金の両脇に釘やビス等で固定を行います。ですが、年数が経つにつれ貫板は木製ですので劣化は否めず、湿気や乾燥を繰り返していくうちに痩せ細ってしまい固定の要である釘やビスなどの保持力が低下し、風で飛ばされてしまう。というのが一般的な経緯となります。
板金そのものは問題がなくても、下地材が劣化して飛散してしまうというケースがほとんどです。ですので、今回では下地材の貫板からしっかり交換をして新しく棟板金を取り付けていきます。
~工事中・後~
既設の棟板金や貫板をすべて撤去し、新しい貫板へと交換していきます。
棟板金を貫板に被せていき、板金の繋ぎ目からの漏水を防ぐために内側にシーリング処理もしっかりしておきます。
無事に工事完了しました。
今回では釘の約5倍の保持力があるビスで固定しました。これでもう雨漏りの心配もありませんね。
お住いの屋根で棟板金を使用されている形状の屋根は多いです。ですが、日頃から気にされている方は少ないと思います。劣化は必ず進行しますので、これから屋根の塗装を検討されている方や、棟板金が浮いているように見える。など、少なくとも1年に1度は目視での確認や、専門の業者に点検してもらうのが安全です。
もし棟板金が飛散してしまった場合には、(火災保険による風災認定)が適応されますので、こちらも併せて知っておくと安心でしょう。
大切なのは日頃からの経過観察ですね。
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