埼玉県秩父市で屋根瓦漆喰工事を行いました。

お客様より「屋根の漆喰が剥がれてきて、ボロボロ落ちてくるから見て欲しい。」とのご依頼をいただき、お伺いさせていただきました。築27年で過去に一度も屋根のメンテナンスはされたことがないとのことです。

 

確認したところ、確かに古い漆喰材が剥がれて棟の形成を保持するための葺き土が露出してしまっています。この葺き土は水分に弱く、表面に施した漆喰材によって風雨などから保護されている状態です。しかし、このように経年劣化により漆喰材が剥離してしまうと、美観の損失や葺き土の崩れなどによる棟崩壊の恐れがあります。瓦そのものは基本的にメンテナンスフリーなのですが、その瓦に付随するものは定期的なメンテナンスが必要となります。

今回工事する時期としては、やや遅れ気味ではありましたが漆喰詰め直しでも十分対応できる状態でしたので、お客様とご相談し漆喰詰め直し工事を行う形になりました。

 

～工事中～

始めに、既設の古い漆喰材を剥がしていきます。（斫り作業）

中の葺き土がしっかり見えるまで綺麗に剥がしておき、古い漆喰材を撤去しておきます。剥がれそうな漆喰材の上から新たに漆喰材を塗布しても効果がありません。

今回では（白）での漆喰施工をさせていただきました。漆喰材には今回使用させていただいた（白）のほかに（黒）があり、どちらもお好みでお選びいただけます。

弊社の観点では（漆喰工事をした感を出したい・出来るだけ美観を保ちたい）という方には（白）、（あまり漆喰を目立たせたくない・景観を損ねたくない）という方には（黒）をお勧め致します。

両極端の色なので、何を基準に優先するかがポイントになります。

無事に工事完了しました。

今回、（白）をお選びいただいた選考理由として「工事をした感じを出したかった」とのことでした。各お客様でそれぞれ好みや見方も違いますので、一概にどちらが良いかは申し上げられませんが、出来るだけお客様のニーズにお応えできればと思います。

工事以外の事でも色のバランスやそれぞれの特徴など、些細なご質問や疑問などがございましたらお気軽にご相談ください。

 

（株）桜創建では屋根工事各種・外壁（塗装）工事・その他総合リフォームなどを中心に活動しておりますので些細なお悩み事でも構いませんので、お気軽にご相談ください！

弊社では、無理な営業は一切しておりません。必要のない工事を勧めたりも致しません。

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