群馬県前橋市で屋根瓦の棟積み直し工事を行いました。
お客様より「瓦の棟がズレているのが心配で、どのような工事をするのが良いか教えて欲しい」とのご依頼をいただき、さっそくお伺いさせていただきました。
既設瓦は和型で棟は熨斗瓦(のしかわら)で形成されている状態です。
確かにところどころ熨斗瓦のズレや漆喰材の劣化(クラック・変退色)などが目立ち、メンテナンス不足であることが伺えます。瓦そのものは100年持つとも言われておりますが、それに付随するもの(漆喰材、下葺き材など)は一生は持ちません。ある程度の時期で交換やメンテナンスが必要になってしまいます。幸いにもまだ大きな劣化は見られなかったのですが、耐久性の向上や将来的にメンテナンス回数を減らしたいとのことで、今回では屋根瓦棟積み直し工事を行うことになりました。
~工事中~
棟に使用されている【葺き土】をすべて撤去し、なんばんと呼ばれる漆喰材で棟を積み上げていきます。従来の工法では(葺き土+漆喰材)の2工程がほとんどでしたが、現在ではなんばんのみ使用する一発仕上げが主流となっております。
工程の簡略化ももちろんですが、葺き土に比べ耐久性が全然違いますので現在の新築などでは葺き土はほとんど使用することがなくなりました。
惜しむことなくなんばんを使用し、熨斗瓦をしっかり安定させていきます。使用時は粘度は柔らかいのですが、およそ1日も経過すればたちまち硬化し、頑丈な棟の形成が出来上がります。シリコンも配合されているので瓦への密着性も抜群です。
無事に工事完了しました。
こちらの建物は連棟になっており、母屋がシルバーで離れの平屋が黄金という造りになっていました。
工事範囲も広かったため、その分手間も掛かってしまいましたがその分しっかりと工事をさせていただきました。もちろんご依頼いただく受注金額にもよりますが、せっかく工事をするのにやたらと安さだけ売りにして工事はおろそか・何か不具合があってもアフターに来ない……などと未だにそういった業者が居るとも言われています。責任のある工事をするのがプロではないでしょうか。
弊社は決して激安店ではありませんが、【フットワーク・技術力・アフターフォロー】この3つは徹底して取り組んでおります。
工事金額も大切ですが、単純に安い・高いだけの安易な判断はせずにその企業が優良であるかどうか・実績があるかどうかなども選考材料のひとつとして視野に入れておくと良いと思います。
(株)桜創建では屋根工事各種・外壁(塗装)工事・その他総合リフォームなどを中心に活動しておりますので些細なお悩み事でも構いませんので、お気軽にご相談ください!
弊社では、無理な営業は一切しておりません。必要のない工事を勧めたりも致しません。
地元・上里町での住宅リフォームや住まいのお悩み事などがありましたら、(株)桜創建までお気軽にご相談ください。メールでのお問い合わせは24時間受け付けております。