屋根カバールーフ工事(横暖ルーフS)

児玉町で屋根カバールーフ工事を行いました。

既設屋根材はスレート屋根(化粧スレート材)で過去に塗装工事はされているようでしたが、経年による苔や色褪せなどがおおく目立ちました。特に日の当たりにくい北面の屋根は湿気が多く、苔がびっしり生えておりこのままでは美観の損失や苔が水分を含み屋根材のひび割れや破損などの劣化を進行させてしまいます。そもそもスレート材そのものには防水性はなく、表面の防水塗膜のみによって保護されているような状態です。

今後屋根のメンテナンスはしたくないとのことで、今回では塗装工事より高寿命の屋根カバールーフ工事をご検討とのことで、さっそく工事に取り掛かりたいと思います。

一般的な屋根塗装の寿命としては高性能の塗料を使用したとしても長いもので10年~程ですが、今回使用する屋根材は【ニチハ・横暖ルーフS】という製品で、(特殊顔料配合遮熱鋼板)による抜群の耐久性能を発揮します。耐久性・耐酸性能・耐傷つき性能に優れた特殊塗料により高い耐久性能を発揮してくれます。

塗膜保証15年・赤錆保証20年・穴あき保証25年といずれも塗装工事を行うよりメリットが沢山あります。

~工事中・後~

既設の屋根を剥がすことなくそのまま下葺き材を貼っていきます。こちらは田島ルーフィング製の【タディスセルフ】という遅延型粘着ルーフィングで、裏張りの剥離紙を剥がしながらしっかり密着させ直に屋根に貼ることが出来る優れものです。

おもな用途としてスレート屋根のリフォーム改修用として使用したり、屋根が緩勾配で留め具からの漏水防止(傾斜が緩い屋根に対し、ルーフィングをステープルピンなどで留めたくない場合)などと様々です。

 

暑い中、職人さんも頑張ってくれています。

年間通して快適に動ける時期というのは本当に短いです。夏が終わったかと思えばあっという間に寒い冬がやってきます。寒暖差が激しい近年の気候では本来快適な気候が多い春と秋が短いようにも感じてしまいます。

こちらは【換気棟】と呼ばれるもので、小屋裏に溜まった湿気や熱などを外部に促し室内の温度を快適にしてくれるものです。

元々設置してあったので今回も同じ仕様で取り付けさせていただきました。今回使用した換気棟は棟板金とほとんど一体化するので違和感もなく景観を損ねることもありません。

無事に工事完了しました。

今回に限らず、近年ではこういった屋根のカバー工事は普及しつつあります。これからお住いのリフォームをお考えの方でまだご存じでない方がいらっしゃればご検討してみてはいかがでしょうか?

特に塗装工事では施工できない場合や、今回のお客様の様に数年に1度塗装~というサイクルではなく、今後屋根のお手入れ回数をなるべく減らしたいという方にはお勧めです!

 

(株)桜創建では屋根工事各種・外壁(塗装)工事・その他総合リフォームなどを中心に活動しておりますので些細なお悩み事でも構いませんので、お気軽にご相談ください!

弊社では、無理な営業は一切しておりません。必要のない工事を勧めたりも致しません。

地元・上里町での住宅リフォームや住まいのお悩み事などがありましたら、(株)桜創建までお気軽にご相談ください。メールでのお問い合わせは24時間受け付けております。

 

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