上里町で付帯工事の軒天井の貼り換えを行っています。(現在工事中です)
お施主様より「軒天井が剥がれてしまったのを直して欲しい」とのご依頼をいただき、お伺いさせていただいたところ、既設軒天井はよくあるベニヤ板でした。
このベニヤ板は種類にもよりますが使用湿気に弱く、経年劣化により表面が剥がれてしまい景観の損失もあるのですが放っておくとベニヤ板そのものが脱落してしまい、天井にポッカリ穴が空いてしまいます。そこへハクビシンなどの害獣が忍び込んだりするケースも実際にあります。
これらの原因は経年劣化ではなく、【通気性の確保】が不十分ということが一番の問題でした。
軒裏には室内からの熱や湿気などが集まりやすく、想像以上に過酷な状況なのです。
それらを外部へ逃がすために何らかの措置(有孔板・換気口(ガラリ)など)をしていないと空気が逃げられず軒天井の劣化を早めてしまいます。伺ったところ、どこにも施されておらずほぼ密閉状態でしたので、お施主様とご相談し軒天井貼り換え(ケイカル板仕様)で行うことになりました。
ケイカル板を貼るにあたって、必然的に足場組みや塗装工事が必要になりますので今回では軒天井貼り換えおよび外壁・付帯物塗装でご検討して頂きました。
~工事中・後~
古いベニヤ板を綺麗に剥がし、ケイカル板を貼るために状況に応じて下地補強もしておきます。
▲上記写真にある無数に穴が空いているものが、【有孔板】と言います。これらを軒天井の各箇所へ設置しておきます。
このケイカル板とは?
ケイカル板とは、ケイ酸カルシウム板の略式名称でおもな原材料としてはケイ酸質原料・石灰質原料・補強用途繊維がおもな主原料となります。これらをオートクレーブ養生という製法でピザのように作ります。
用途としては、水回り・半外部(直接雨掛かりしないものの、外気に触れるような場所)などに用いられます。
ベニヤ板に比べると耐水性・防湿性もあり、近年の住宅事情では主流の仕様となります。
現在も着工中ですのでこれから仕上げに取り掛かります。以降、外壁塗装工事に入る予定です。
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