屋根漆喰工事

こちらでは古くなって傷んでしまった屋根漆喰部分の詰め直し工事を行います。

~工事前~

▲お伺いしたところ、こちらの邸宅は築30年程で過去に一度も屋根のお手入れなどはされたことがなく、時期的にもそろそろメンテナンスしないとかな…とご依頼をいただき、実際に屋根を点検したところ既設材は【和瓦】で瓦自体にはまったく問題はなかったのですが、棟部分に使用している【漆喰材】がかなり劣化しており、そこまで緊急性があるわけではないのですが、実際の状況をお施主様にお伝えしたところ「心配だから工事してほしい」とご用命を承りました。

確かに写真でもわかるかと思いますが、既設の漆喰材がボロボロ剥がれており、棟内部の屋根土が露出しています。この【屋根土】は非常に湿気や水分に弱く、年数とともに漆喰材の剥離や瓦のズレなどにも繋がってしまい放っておくと後々に余計なメンテナンスなどの不備が生じてしまいます。

~工事中~

▲上記写真のように、既設の古い漆喰材のみをくまなく除去していきます。余談ですが、悪質な業者は「屋根の上なんて誰も見えないから剥がさずにそのまま漆喰を上から塗ってしまおう・予算がないから薄く(不適量)塗ってしまおう」などと目論む業者も実際に存在します。古い漆喰材を剥がさないと、劣化している上に新しく漆喰材を塗ることになり、寿命も短いです。(工事してたった1年で剥がれてしまった…など)

【これらの悪質な業者対策としては】

①実際の施工前後の写真を撮影および提出を業者に求める(非常に効果があります)

②契約時に必ず上記事由(請負契約約款など)を書面で貰う

③これらの上記条件を飲めないのであれば契約はしない・もしくは相見積もりをとる

※あくまで一例としてですので参考程度にして下さい。

▲(白)の漆喰が綺麗ですね。まんべんなく、かつ綺麗に塗るにはコツが要ります。

~工事後~

無事に工事完了しました。

こういったリフォーム業界では、まだまだ業界全体での改善が必要です。悪質な業者媒体の影響でしっかり工事されている優良企業さんなども同じような目で見られてしまい、風評被害を受けがちです。

ある日突然ご自宅へ訪問し、早く工事しないと大変なことになりますよ?と点検もせずに憶測だけで不安を煽る・あるいは工事見積内容が不透明(単価を誤魔化すために項目を細分化せず一式表記)など、これらの行動は優良企業さんではまずしない事です。

弊社としても決して他人事ではないと自負しており、皆様からのご信頼を頂けるために日々努力しております。

社訓として、無理な営業は一切しておりません。必要のない工事も進めたりも致しません。

地元・上里町での住宅リフォームや住まいのお悩み事などがありましたら、(株)桜創建までお気軽にご相談ください。メールでのお問い合わせは24時間受け付けております。

PAGE TOP