屋根漆喰工事&鬼瓦取付け(京型数珠掛一文字)

こちらでは古くなってしまった屋根瓦の漆喰詰め直しと鬼瓦の補修工事を行います。

~工事前~

伺ったところ既設屋根は【和瓦】で趣のある宅邸です。お施主様より「鬼瓦が落ちて割れてしまった」というご依頼を受けました。

▲上記写真でもわかるかと思いますが、一カ所鬼瓦が落ちてしまい無くなっていました。加えてよく見てみると、屋根漆喰もかなり劣化しておりメンテナンスが必要な状態でした。

お施主様とご相談し、今回では【屋根瓦漆喰詰め直し&鬼瓦取付工事】を行うことになりました。

【落下して破損してしまった鬼瓦の写真がこちら】

粉々に砕けてしまい、修復が困難なため今回では新しく鬼瓦を新調することとなりました。

お施主様宅で使用している鬼瓦がちょっと珍しいもので【京型数珠掛】という種類の鬼瓦でした。鬼瓦にはいろいろな種類・形などがあり、主に屋根瓦の棟部分に使用するものなのですが、使い方によってはインテリアなどに使用される方もいらっしゃいます。

~工事中・後~

既設の古い漆喰を剥がし、新しい漆喰材を詰めていきます。今回では漆喰材は(白)を使用します。漆喰材には(白)(黒)の2種類あり、どちらも機能性は同じで建物の景観などに合わせてお選びいただけます。

▲先ほどの落ちてしまった棟部分の鬼瓦を取り付けました。既設鬼瓦と若干フォルムが違いますが、ほとんど違和感もなくお施主様も大変喜んでおりました。鬼瓦中央に位置するのは【家紋】と呼ばれる装飾瓦で、その建て主の名前や意味合いを込めた文字など製作は様々で自由に出来ます。幸いにも家紋は破損していなかったので再利用させていただきました。

無事に工事完了しました。

新しい漆喰材が綺麗ですね。こちらのいわゆる【陶器瓦】と呼ばれる瓦は、日本古来から伝わる伝統ある瓦でその寿命はおよそ100年持つとも言われています。しかし、瓦を補助する屋根材(漆喰など)は寿命が短く、定期的なメンテナンスや点検などが必要となってきます。

近年では漆喰材なども性能が良くなってきており、メンテナンス性も飛躍的に上がっています。

「そういえばうちは一度も漆喰補修したことないなぁ・屋根から漆喰の剥がれた欠片が落ちてきた」などとご心配になられる方がいらっしゃいましたら、弊社では無料にて屋根・外壁などの点検をいたしております。

弊社では、無理な営業は一切しておりません。必要のない工事を勧めたりも致しません。

地元・上里町での住宅リフォームや住まいのお悩み事などがありましたら、(株)桜創建までお気軽にご相談ください。メールでのお問い合わせは24時間受け付けております。

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