屋根漆喰工事

こちらでは弊社ではおなじみの漆喰工事を行います。
 
工事前



ごらんのように全体的に漆喰が傷んでいるのがわかります。場所によっては漆喰が剥がれて中の屋根土が露出してしまっています。
この状態で放置していると風雨などによる、いわゆる【風災】の影響で屋根土が崩れ、やがて棟そのものが崩れてしまう恐れがあります。
一度もお手入れをされたことが無いそうなので、今回では新しい漆喰を詰め直していきます。
 
工事中~後

古い漆喰材はきちんと剥がしていきます。

どうやら何かの拍子で瓦が破損してしまっています。こちらも同時に差し替えていきます。

新しい【いぶし】瓦で交換しました。瓦の利点の一つとして、一枚単位での差し替えが可能ということです。
ところが板金屋根の場合だと工法的に単体での交換等が難しく、場合によってはその一カ所のために複数カ所もやり直さなければならなかったりで、どちらも一長一短があるというわけです。
 



無事に工事が完了しました。
いぶし瓦(1F)・シルバー(2F)の屋根に新しい白が映えますね!最近では冬期ならではの【霜】によく悩まされます。
朝、早い時間帯に現地に到着して屋根を見てみると真っ白に霜が張っていてとても登れるような状態ではありません。職人さんたちはさすが慣れている様子で、比較的日当たりが良い南側はあえて避けて、先行で日当たりの悪い北側から作業・段取りを進めていきます。
これはなぜかというと、先行で北側を進めておくと翌日の朝は日当たりの良い南側から滞ることなく作業が進められるからです。(霜が解けるまでの待ち時間のロスを避けるため)
まさに熟練者の培われた経験ですね、作業時間のロスはなるべく無いほうが効率的ですので職人さんの段取りの良さには関心します。
 
地元・上里町での住宅リフォームや住まいのお悩み事などがありましたら、(株)桜創建までお気軽にご相談ください。メールでのお問い合わせは24時間受け付けております。

PAGE TOP