信じがたいことにベランダ手摺部(写真参照)に木製の笠木が使用されており、これではいずれ劣化するのが目に見えています。基本的に外部への木材などの使用というのはあまり好ましくありません。一年中風雨などに晒され劣化の進行も早いです。仮に木部に防水処理を施しても定期的に防水処理をしなくては維持が…
一見何の問題も無さそうに見えますが、恐らく雨樋の接続等に必要な接着材の充てんが不十分と思われ、降雨時に微量ながらも雨垂れするということで今回では部分的に雨樋(軒樋)の交換をしていきます。既設材と同等品のパナソニック・NF-1(ファインスケア)で交換します。工事後…
屋根漆喰部分は古くなってくると色褪せたり中の屋根土や瓦への接着力がなくなり次第に剥がれ落ちてしまいます。今回もその傾向にあり、古い漆喰は撤去して新しく漆喰を詰め直していきます。工事後無事工事完了しました。【白】漆喰が映えますね、他にも【黒】がありお好みで選…
写真でもわかるかと思いますが屋根の傾斜(屋根勾配)がかなり急です。足場の恩恵がなければ工事はおろか屋根に上ることすら出来ません。このあとしっかり屋根足場を組んでいき、工事へと進んでいきます。北面には天窓(トップライト)と呼ばれる採光用の窓が3ヵ所設置されてます。これらも含めて施工していき…
自然の摂理は人智を超えて人間の想像をはるかに超えていますね。寒さによる影響で雨樋が自然と破損してしまったようです。豪雪地帯などでは地域にあったガイドラインや適切な措置などをしておかないと、場合によってはわずか数年で劣化や破損などの弊害が起きてしまいます。工事後…
ごらんの様に瓦が激しく割れてしまっていますね。このままでは雨漏りに直結してしまい余計なメンテナンスが増えてしまいますので速やかに交換していきます。工事中~後破損部の瓦を撤去処分し、新しい瓦を差し替えていきます。写真をよく見て頂くと瓦の大きさ(働き幅)が違うのが…
劣化状況としては緊急性があるわけではなかったのですが、その他にもリフォーム工事を行っており折角だから漆喰も新しくしたいということで今回では新たに漆喰の詰め直しをすることになりました。工事中~後しっかりと古い漆喰材は撤去処分し新しく漆喰材を詰めていきます。…
よく見て頂くと、既設の屋根瓦の漆喰部分が剝れてしまい中の土台となる屋根土が露出してしまっていますね。このまま放っておくと風雨などで屋根土が崩れてしまい、瓦のズレや雨漏りの原因にもなりますので新しく漆喰材を詰めていきます。工事中~後比較的簡単に取れてしまいま…
一度既設の瓦を剥し、下葺き材の状態を確認した所大きな損傷などはなかったのですが写真でも確認できるように所々に下葺き材の亀裂や穴あきなどがあり、これらが漏水の原因と考えられます。主に屋根からの漏水の原因は根本的に下葺き材の劣化などがほとんどです(築年数にもよる)。構造上、瓦だけでは雨水の侵…
なんということでしょう、既設の棟包がほとんど無い状態で下地の貫板も長い間風雨にさらされかなり傷んでしまっていますね。このままではいつ雨漏りしてもおかしくない状態ですので速やかに新しい棟包(貫板)と交換していきます。工事中~後無事に工事が完了しました。棟…