梅雨・台風シーズンに備えて(屋根編)

皆様こんにちは!

春も深まり、いよいよ来月からは季節も変わり夏へと移り変わろうとしております。

爽やかな夏が来る…前に、毎年やってくるあの時期が迫って来ていますね。

そう、梅雨・台風シーズンです。

梅雨の長雨、台風の突発的なゲリラ豪雨など、お住いにとっては非常に厄介なものですね。

こういった自然災害などに対し、お住いのメンテナンスやそれらに伴う対策などはお済みでしょうか?

今回は、その中でも特に被害がダイレクトに影響しやすい【屋根】についてお話していきたいと思います。

ケース① 屋根に異常はないか?

一口に屋根と言っても、どういった屋根材を使用してあり、またお住いの屋根の状態がどういった状況なのかもなかなか知ることは出来ませんよね。そこで、写真を用いて解説していきたいと思います。

上記写真のように、一般の方でも比較的簡単に目視する事が出来る一例になります。

これらの状態が見られると、雨量の多い台風などでは雨漏りに直結してしまう危険性があります。まずはこういった状態が無いか、目視などで確認あるいは業者さんへ点検依頼されることをお勧めします。

ケース② 下葺き材(防水シート)に異常はないか?

さきの屋根材と併用して、建物の屋根には必ず下葺き材(ルーフィング・防水紙とも呼称される)が存在します。

理由としては、基本的に屋根からの漏水を防ぐ手段として

◆屋根材(仕上げ材)による一次防水

◆建物構造による防水処理

◆下葺き材による二次防水

などが挙げられます。

もちろん、建てた工務店さんやハウスメーカーさんによって仕様や構造などは様々ですが、上記項目はどの建物でも共通していることがほとんどです。

しかし、下葺き材も使用しているものによっては耐久性が低い・経年劣化などによって機能していないこともあります。

屋根材の下部に位置するのが【下葺き材】と呼ばれるものになります。

しかし、放っておくと劣化は進行してしまいますし、気が付いた時には既に雨漏りが発生していた…などと嘆かれる方も少なくはありません。かといって、ご自身で屋根の状態を点検するのは危険ですし、今の状態がどういったものなのかも分からない事がほとんどではないでしょうか。

下葺き材は、屋根にとって重要な生命線とも言えます。

仕上げ材はあくまで一次防水であって、この下葺き材がしっかり施されているかが重要になります。

統計上、屋根からの漏水原因はこの【下葺き材の劣化および施工不備】がほとんどの割合を示しています。

まとめると、【屋根のほとんどは下葺き材によって雨漏りを防いでいる】ということになります。

下葺き材を貼り直し、また元通りにする【屋根葺き直し工事】や既設屋根の上からそのまま施工が可能な【カバールーフ工事】など、高価な葺き替え工事ではなくとも費用を抑えつつ下葺き材を新しくすることも出来ますので、状況に応じた対応も可能です。

ケース③ 放っておくと、どうなる?

先述でお伝えした、屋根の状態ですが果たしてそのまま放っておいたらいったいどうなってしまうのでしょうか?

おおよその検討は付くのかもしれませんが、中には恐ろしいものもありますので、決して油断してはいけません。

さすがにここまでの状態になっていると、ご自身でも何らかの対策を講じていらっしゃるかとは思いますが、この状態ではいつ雨漏りをしてもおかしくないような状態です。

やがて雨漏りが発生してしまい、屋根材や下葺き材はおろか、屋根の構造そのものにまで悪影響を及ぼしてしまいます。

こうなってくると…

天井や壁などから雨染みが発生し、やがて悲惨な事態をも招いてしまいます。

ここまで来てしまうと最悪の場合、手遅れということになりかねますので、こうなってしまう前に早めの対応・対策をしておかないと、余計なメンテナンス費用も掛かってしまいますし、場合によっては居住することすらままならないでしょう。

よくある対策法として

急な雨漏りや災害発生時に、屋根全体や部分的にブルーシートを掛けておくことで、一時的に雨漏りを回避・遅延させることが出来ますが、これらの方法として言えるのは

※ブルーシートはあくまでも応急処置に過ぎない。

ということになります。

ブルーシートは防水効果を施してある屋根材ではないので、劣化・風化の進行が極めて早いです。およそ1か月ほどであっという間に風化してしまい、やがて雨漏りが再発してしまうでしょう。

一時的に間に合わせる程度のものとして考えておき、出来るだけ早めに最寄りの業者さんや知り合いの業者さんへ対応してもらうことをお勧めします。

いかがだったでしょうか?

毎年やってくる梅雨・台風シーズンですが、最低でも年に1度程度で点検することが大切です。

よく見たら屋根材が破損していた・ズレていた・室内の天井に雨染みが出来ていた…などと、気が付かないうちに劣化は進行しています。外装部分は皆様が思っている以上にダメージを受けているのです。

日頃からの観察や点検など、住まいを思いやることが大切だという事ですね。

 

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