皆様、こんにちは!
近年では、異常なまでの物価高の影響により、市場の循環が悪くなり、より一層悪質な業者が横行しているように思えます。
記憶に新しいもので言えば、「闇バイト」などという、無駄なトレンドまでもが発生してしまっている有り様です。
原因としては、金銭的な困窮による犯罪への着手、または犯罪スレスレの悪質行為など、次から次へと新たな諸悪の根源が生み出されてしまいます。根幹はおもに心の乏しさからくるものではありますが、「周りもやっているから大丈夫だろう」「お金さえ手に入れば何でもいい」などと、徐々に自制心が緩み、次第に欲深いものへと変わってしまいます。
当然、消費者側としても危機感を感じ、警戒心が高まるのも無理もありません。
場合によっては、命の危険にまで晒されてしまうからです。
弊社では、数多くのリフォーマーを散見してきましたが、その中でも特に悪質かつ注意が必要とされるケースをいくつかご紹介していきたいと思います。
ケース① 訪問販売による営業・勧誘
皆様も一度はご経験があるかと思いますが、訪問販売です。
中には情熱を持って一生懸命活動されている方も居ますが、残念ながら統計上のデータによると、その8割は悪質な業者であることが分かっています。
一言で悪質と言っても、ケースは様々です。
◆一方的に話し込んできて、消費者側の話を聞かない
◆劣化している部分を執拗に指摘し、さも今すぐ工事をしなきゃいけないよう催促する
他にもたくさんのケースがありますが、聞いているだけで胡散臭さが漂います。
基本的には、訪れてきた訪問販売業者の話は鵜呑みにしない事が大切です。
ケース② 点検詐欺
さきの訪問販売の派生になりますが、突然訪れた業者にこんなことを言われたご経験はありませんか?
◆近くで工事をしていて、ちょうどお宅の屋根が剥がれているのが見えたので点検しましょうか?
◆無料で点検をすると言い、意図的に建物に損傷を与え、さも元々劣化していたかのように仕立てる
訪問販売の劣化版とでも言えばいいのでしょうか、非常に悪質ですよね。
迂闊に点検はさせない・屋根などに登らせないことが防止対策となります。
ケース③ 自慢話ばかりで具体性が無い
人柄が良く、つい話を聞いてしまった場合ですが、よく会話に聞き耳を立ててみましょう。
◆うちは関東一円で事業展開しており、支店がいくつもあるんですよ!
◆自分の武勇伝ばかりをダラダラ述べ、会話のキャッチボールが成立しない
持論ですが、各地方に支店を設けている会社さんで、均一なクオリティー・管理体制が一貫して出来ている会社は見たことがありません。
それもそのはず、会社を支えているのは「人」ですから。
その人間の器量で、会社の尺度を図るのが正しい見方ではないでしょうか?
ケース④ 高齢者ばかりを狙う
訪問販売業者は、その住まいの年齢層にもターゲットを絞っているようです。
インターネットが普及している今、一人一台スマホを持っていて当たり前の時代です。ですが、高齢者ともなると、そういったものに疎く、また若者に比べ、情報の伝達が遅れていることもあり、ご自身でリサーチなどが出来ない方々が一定層存在します。
◆この家は高齢者が住んでいるから、万が一何かあっても公にはならないだろう
◆Googleの口コミで叩かれるリスクがない
などと、時代の陰に隠れてせせこましい集客をしている業者も居ますので、ご注意を。
ケース⑤ ローラー部隊による圧力
通常、訪問する場合には、一人あるいは二人程度で訪問することが多いようですが、中にはわざと複数人連れてきて圧倒し、お客様の判断力を奪い、強引な押し売りをする業者も存在するようです。
◆複数人で来ることにより、断りにくい空気間を作るのが狙い
◆大人数で賑やかすことにより、さも大事のようにさせる
もし、インターホン越しで確認できる場合には、容易に室内に呼び込まずにインターホン越しのみで促すようにしましょう。
ケース⑤ とにかくしつこい
万一、迂闊に話を聞いてしまい、お客様が契約を思わせるような素振りをしたとしましょう。
まぁとにかくしつこいこと。契約をするまで居座り、いつまで経っても帰りません。お客様も暇ではありません、一方的な都合で時間を奪い、迷惑極まりない行為です。
◆今日契約してくれればあと〇〇円安くしますよ!
◆〇月〇日までに返事を下さい。と、勝手にクローズ期限を設けられる。考える時間を与えない。
いずれにしても、すべて業者目線の迷惑以外の何物でもない行為ですよね。
お客様も悩みます。工事内容によっては数百万単位の工事もあるわけですし、検討する時間が必要なのも至極当然です。
ケース⑦ 他県からの訪問
やってきた業者の車両ナンバーに目を向けてみましょう。
あれっ、ここは〇〇県なのになぜ〇〇地方から来たんだろう?そんなご経験はありませんか?
◆地方であれば、万一身バレしても支障がないから(また別の地方へ移動する)
◆地元だと、素性がバレており活動に支障をきたす
隣県くらいであれば、まぁ信用度もあるでしょうが、まったく縁のない地方からの訪問には特に警戒が必要です。
体一つで簡単に商売出来るほど、今の世の中は甘くはないでしょうし。
ケース⑧ 闇バイトに注意
これは記憶に新しいケースですが、非常に危険な場合もあります。
最近では、【リフォームを装ったリフォーム型闇バイト】なども存在するようです。
◆迂闊に話を聞いてしまい、室内に入れたら強盗だった
◆明らかに雰囲気がおかしい、禍々しい
これらは本当に命の危険にも関わってくることなので、今まで以上に訪問業者には注意して欲しいです。
特に一人暮らしの方や、ご家族と離れて暮らしている方は、警戒するようにしましょう。
いかがだったでしょうか?
ここで紹介したケースはほんの一例ですが、まだまだ新手の訪問販売業者は居ると思いますので、日頃から家族内で相談・連絡・対策などを怠らないようにしましょう。
大切な住まいのためにあるリフォームですが、このように悪用されてしまっているのもまた事実です。
弊社では、悪質業者撲滅を自負しております。
もし、こういったケースが一つでも当てはまる場合には、お気軽にご相談下さい。