深谷市で動きの悪くなった雨戸の交換を行いました。
お客様より「雨戸の動きが悪く、戸車だけで済めば直したい」とのお問い合わせをいただきました。
さっそくお伺いしたところ、住宅事業から撤退してしまった不二サッシさんの製品でした。既設雨戸もそうですが、戸車も型番が古いため、現在ではどちらも生産しておらず、規格そのものが入手不可能という状況でした。
雨戸を閉めると、戸同士との間に不揃いな隙間や戸車の摩耗によるガタつきなどが見受けられ、大人の男性でも動かすのに少々力が必要なくらい、滑りが悪くなっていました。
毎日雨戸の開け閉めを行っておられるそうで、さすがに不憫に感じていらっしゃったようです。
戸車だけの交換が出来れば、費用的にも格段と安く出来たのですが、残念ながら戸車はメーカーごとでわずかに形状が異なるため、同じものが手に入らなければ交換が出来ないというのが実情です。
お客様とご相談し、類似品での雨戸ごと交換という意向になりました。
~工事中・後~
まずは、古い雨戸を外し、一旦新しい雨戸と入れ替えます。
新築とは違い、既設フレームが歪んでいたり、新しい雨戸の製品との相性が悪かったりと何かと弊害が多いので、簡単に交換してはい終わりました…とはいかないのです。
既設品が断熱雨戸であったため、今回は同等品である【TD型(ダントツ28)】を起用しました。
パネル内に発砲硬質ポリウレタンを内蔵しており、特に南側は紫外線などの太陽熱が強いので、断熱効果の高い雨戸が効果的ですね。
何度も開閉を繰り返し、微調整を行って行きます。
ここからが職人技の魅せ所です。
雨戸上下のフレームを絶妙な位置に設定することで、既設レールとの噛み合わせを潤滑にします。
新しい雨戸が元の雨戸よりわずか1mmばかり大きいので、レールを掴みなどで少しだけ広げておきます。
ただ単純に交換すればいいという事ではないので、経験と熟練された技術が必要になります。
ようやく調整も終わり、後は内側から雨戸専用の鍵を取り付ければ完了です。
こちらは【落とし錠】と呼ばれるもので、雨戸専用の内鍵となります。
戸が動かないよう止めるためのストッパーのような役割ですね。
字のごとく、上記写真の開口部へさきほどの落とし錠がガチャンと引っ掛かります。
こちらは防犯用ではなく、戸が風などでガタガタしたり動いたりしないよう、一番最後の戸に対し固定をするものになります。
これで作業はすべて終了となります。
お客様も潤滑に動く雨戸に喜んでくださり、弊社としてもやりがいのある作業となりました。
いかがだったでしょうか?
同じように雨戸開閉の不備や故障などがございましたら、ぜひお気軽にご相談下さい!
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