深谷市で屋根カバールーフ工事を行いました。

お客様より「いい加減、屋根がみっともないのでどうにかしたい」とのお問い合わせをいただきました。

既設屋根材は化粧スレート材で、過去に塗装工事をされた形跡がありました。しかし、パッと見ただけでも分かるように、旧塗膜があまりいい状態では無さそうです。

旧塗膜が激しく浮き上がっており、かつ頑固なまでに残存している状態でした。歩くだけでザクザク音がする上、これだけ劣悪な状態ですと、仮に塗装工事を行った場合、旧塗膜の影響で剥がれてしまう可能性が高いです。

お客様も思案しており、弊社から屋根カバールーフ工事をご提案させていただきました。

明らかな緩勾配でしたので、スラント（勾配計測器）で計測し、必要施工勾配の3寸はクリアしていたので、定尺横ハゼ葺き材でも施工可能です。

これ以下となると、竪平葺きのように屋根流れ方向に対し、繋ぎ目などが一切無いタイプでないと、雨水の表面張力などにより雨が裏廻りしてしまうので、緩勾配の際には必ず勾配の計測を行ってから屋根材の選定をします。

さっそく工事の様子をご覧ください。

～工事中・後～

通常通り、軒先水切りやルーフィングなどを貼り、各所役物下地を取付け本体施工となります。

職人さんからしてみれば、屋根勾配が緩い方が足に負担が掛からないのと、落下物などの危険性も低くなるので、施工性が良いというメリットもあります。

本体を葺き終え、最後に棟板金の取付となります。

ガルテクト（シェイドブラウン）が色鮮やかで綺麗ですね。落ち着いた色味がどんなシーンにもマッチするので、外壁などの景観と合わせやすいです。

無事に工事完了しました。

アイジー工業独特のちぢみ塗装が意匠性もあり、カッコいい仕上がりになりましたね。個人的にも数ある鋼材の中でも特に好きですね。

いかがだったでしょうか？

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