本庄市で棟積み直し工事を行いました。
お客様より「屋根の状態が心配なのでしっかり見て欲しい」とのお問い合わせをいただきました。
既設屋根材は趣のある日本瓦で、パッと見た限りではさほど問題ないようにも見受けられますが、弊社では細やかな部分までしっかり打診し、現状に適した工事をご提案させていただいております。
地上からではこういった細やかな部分というのはなかなか確認する事が出来ないので、しっかり確認しておくことが大切です。
案の定、棟のズレや熨斗瓦のガタつき・番線切れなどを引き起こしており、お世辞にも良い状態…とは言えませんでした。
お客様に、屋根の状態の写真を確認して頂いた上で、弊社より【棟積み直し工事】をご提案させていただきました。
~工事中・後~
今回の一番のメリットとしては、従来の葺き土+漆喰工法から、強固ななんばん漆喰工法に変えることが一番の名目となります。
葺き土自体、水分に弱くまた耐震性も低いため、将来的に瓦解してしまう可能性が高いです。なんばん漆喰に変えることにより、湿気や水分などにも強く、形成が一体になることにより地震などの揺れにも強くなるメリットがあります。
ただし、葺き土の状態が良好である場合には【漆喰工事】でも対応可能です。
いわゆる漆喰工事とは違い、形成からすべてやり直すことで美観の維持や形成の耐久性も上がり、将来的なメンテナンス回数も大幅に減らすことが出来ます。初期費用は漆喰工事よりも高価にはなってしまいますが、棟の状態(特に築年数が経過している場合)には有効となります。
無事に工事完了しました。
棟のガタつきも無くなり、従来の番線も銅製ではなくステンレス製のものに変えてあるので、揺れや酸性雨などの影響で切れることも早々にはないでしょう。
いかがだったでしょうか?
一月に発生した能登半島地震もそうですが、災害が起こる前に日頃からの点検やメンテナンスを行うことで、被害を軽減あるいは未然に防ぐ事も出来ますので、皆様の大切なお住いを守っていければと思います。
(株)桜創建では屋根工事各種・外壁(塗装)工事・その他総合リフォームなどを中心に活動しておりますので些細なお悩み事でも構いませんので、お気軽にご相談ください!
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