本庄市で屋根カバールーフ工事を行いました。
お客様より「昨年発生した雹害により、屋根材が全体の約4割ほど破損してしまった」とのお問い合わせをいただきました。
お伺いしたところ、既設材は化粧スレート材で断片的にスレート材の端部が欠損していました。過去に塗装工事済みでこちらアスベスト入りの為、基材そのものの劣化はほとんど無かったのですが、あちこちに雹害の影響による欠損が見られ、これらをすべて差し替えるのは効率が悪いため、お客様とご相談し金属屋根材よりも比較的安価である(アスファルトシングル材)での屋根カバールーフ工法をご提案させていただきました。
それではさっそく工事の様子をご覧いただきましょう。
~工事中・後~
仮設足場架けを行い、屋根工事には欠かせない昇降機(タワーウィンチ)を設置し、進めていきたいと思います。
屋根材は建材の中でも比較的重量があるため、人力で屋根の上に材料を上げたり降ろしたりするのではかなりの労力が掛かってしまいますので効率良く工事を進めるのには必要不可欠となります。
既設屋根に対し、防水紙(粘着ルーフィング)を貼っていきます。
こちらは、遅延型接着タイプなので完全に張りついてしまう前に貼り直しが出来るので、施工性に優れています。
なお、今回では屋根勾配が6.5寸ほどあるため、落下防止対策で屋根足場を設置してあります。
本体施工の様子です。
既設材がコロニアルということもあり、エアツールなどで本体を固定していきます。手作業よりもスピーディーかつ施工性も良いのでカバールーフ工事には重宝しますね。
棟部分に対し、同質材の棟材で仕上げていきます。仕様によっては棟板金に変更することも可能ですが、やはりアスファルトシングルは同質材ですべてまとめたほうが統一感・意匠性もあり断然格好良いですね。
一枚一枚重ねて貼っていくので、棟のラインがズレたり曲がらないようチョークラインなどでガイドラインを設けておくことで、よりまっすぐな仕上がりとなります。
最後に屋根の頂点である大棟にも同質材を被せれば完了となります。
アスファルト材ならではの独特の質感がとても綺麗ですね。
ビフォーアフター
今回では、【オークリッジスーパー・テラコッタブレンド】での施工となりました。
いかがだったでしょうか?
スレート屋根のメンテナンスにはこういった方法もありますので、ぜひご参考までにしていただければと思います。
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