瓦屋根補修工事

上里町で悪質業者による詐欺まがいの行いを阻止しました。

弊社ホームページよりお問い合わせいただき、「一見の業者に点検させてくれと言われ、法外な屋根改修工事の見積もりを提示された」とご連絡があり、不安になり地元の業者に見てもらいたいとのことでした。

既設屋根は和瓦で、パッと見たところ問題なさそうに見えますね。

おや?おかしな瓦を発見しました。

どうやら何の問題も無い瓦を意図的にズラし、あたかも初めから問題があるかのように見せかけるための捏造のようですね。

さらに、瓦下にある下葺き材(ルーフィング)にまでいたずらをし、ここまで悪質だと正直憤りを感じます。

これをもとに、お客様に対し(屋根葺き直し工事)の話を持ち掛けてきたそうです。あえてここでは伏せておきますが、見積もりも法外な金額で、非常識極まりない行為です。お客様にすぐ断るようにお伝えしました。

突然訪問販売業者が訪れ、「屋根の無料点検しませんか?」などと謳い消費者への詐欺まがいの行為が後を絶ちません。いわゆる(点検詐欺商法)ですね。(※例外としてお客様がご自身で業者を手配した場合は除く)

まして、弊社地元でもある上里町でこういった悪質な業者が横行しているのは許せません。なぜなら、真面目に頑張っている業者さんも同じような目で見られてしまうからです。

いずれにせよ、この状態で何もしないわけにはいきませんのでお客様とご相談し、部分的な補修工事を行うことになりました。

~工事中・後~

ある程度の範囲で瓦を剥がし、下葺き材を貼り直していきます。

基本的に屋根材(仕上げ材)を一次防水、下葺き材をに二次防水といったようにどの屋根も二重防水構造になっているのですが、この下葺き材に穴や亀裂などがあると台風のような猛烈な雨量の時に確実に雨漏りしてしまいます。

要点としては【仕上げ材はあくまで一次防水なので、下葺き材が重要】

ということになります。

新しい下葺き材を貼るために、まずは屋根を綺麗に清掃しておきます。

ゴミや異物などが残っていると、新しく貼る下葺き材に影響してしまうからです。

 

今回ではなるべくコストを抑えるために、範囲を絞りました。

改質ゴムアスファルトルーフィングと雨を軒先へ排出させる溝付き瓦桟を使用しました。

部分的ではありますが、効果は十分に期待できると思います。

剥がした瓦を元に戻して完了です。

見た目では何も変わってないように見えますが、下葺き材を新しくしたので急な大雨でも心配することもなくひと安心ですね。

いかがだったでしょうか?

近年いろいろな手法で消費者に近づき、悪質な営業を行っている業者が増えています。身なりや言葉遣いだけでは悪質業者なのか判断が付かず、つい話込んでしまい結果法外な工事費用で契約をさせられてしまった…といったケースが増えています。

①その場で契約をしない

②話す内容以前に、訪問販売業者を疑う事

③不用意に点検をさせない

どれだけ気を付けていても、手口が巧妙化しつつあるので注意が必要です。

 

(株)桜創建では屋根工事各種・外壁(塗装)工事・その他総合リフォームなどを中心に活動しておりますので些細なお悩み事でも構いませんので、お気軽にご相談ください!

弊社では、無理な営業は一切しておりません。必要のない工事を勧めたりも致しません。

地元・上里町での住宅リフォームや住まいのお悩み事などがありましたら、(株)桜創建までお気軽にご相談ください。メールでのお問い合わせは24時間受け付けております。

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