下屋葺き替え工事(竪平葺き)

こちらでは古くなって雨漏りしてしまっている屋根の葺き替え工事を行っていきます。

~工事前~

▲こちらの邸宅は築35年。二階屋根は瓦葺き屋根、一階は瓦棒葺き工法(地域によっては桟葺きとも呼ばれる)で施工されており、お伺いしたところ「一階屋根から雨漏りがする」とのことで、のちほどご説明しますが今回ではお施主様の意向により一階屋根のみ葺き替え工事を行うことになりました。

~工事中~

さっそく工事に取り掛かります。

既設の古い板金を剥がしていき作業を進めていく中で、上記写真でも確認できるかと思いますが屋根の躯体が薄いベニヤ材(推定5.5mm厚)で施工されており、まともに人間が歩ける状態ではありません。ベニヤ材の下には躯体を支える【垂木】(一般的には455mmピッチ)があるので、幸いにも歩くことは可能でした。

これが雨漏りの原因で、築年数により屋根が歪み表面をカバーしていた板金のズレや歪みにより雨水が侵入したと考えられます。このベニヤ材は湿気などにも弱く、年数が経つとふやけたりもしますので一番の起因は老朽化が原因でした。この状態では工事が出来ないので、新たに構造用合板(12mm厚)を上から貼っていきます。

▲このように新たに構造用合板を貼ることによって、施工性や躯体の強度を上げることが可能です。ここから本体工事に取り掛かっていきます。

順調に作業が進んでいますね。

こちらの屋根材は【竪平葺き】という工法で広く分布されているもので、おもに緩勾配屋根などに使用されることが多く、最近の新築などでも人気の高い商品です。屋根流れ寸法に対しほぼ実寸で施工し、本体つなぎ目(嵌合部)が縦一直線上にあることから雨漏りなどのリスクがほとんどないのが最大のメリットです。

~工事後~

無事に工事完了しました。

後付けで【雪止め金具】も取り付けて綺麗に仕上がりました。改修工事は、既存建物をベースに施工していくので様々な弊害もあり、一般的な新築工事に比べるとやや難しいとされています。

弊社では新築工事はもちろんのこと、こういったリフォームや増改築工事なども得意としております。熟練した職人さんが多数在籍しておりますのでお任せください!

 

弊社では、無理な営業は一切しておりません。必要のない工事を勧めたりも致しません。

地元・上里町での住宅リフォームや住まいのお悩み事などがありましたら、(株)桜創建までお気軽にご相談ください。メールでのお問い合わせは24時間受け付けております。

 

PAGE TOP