雨樋交換工事(アイアン120°)

こちらでは古くなってしまった雨樋の交換工事を行っていきます。

~工事前~

伺ったところ、既設材は【パナソニック・アイアン120°】という製品で、現在も流通しているものなのですが一般的に住宅で使用されているアイアン105°よりひと回り大振りの住宅用雨樋でした。

サイズが大きい分、排水能力に長けている反面デメリットもあり、積雪などの影響を諸に受けやすくごらんの様に【軒樋】がヨレて歪んでしまい、排水機能が著しく低下・美観の損失などを引き起こしてしまいます。

▲軒樋を支える支持金具(吊り金具・ブラケットともいう)を止付けている垂木も破損していました。

今回では建物が平屋ということもありお施主様とご相談し、仮設足場なしでの作業と不備がある南側のみ雨樋交換するということになりました。

~工事中~

▲既設屋根材が【メタルルーフ】と呼ばれる屋根材で、仕様によっては本体内部に踏み割れ防止・雨音防止の吸音材が入っているのですが、安易に乗ると中が空洞のため簡単に凹んでしまうため道板などを駆使して荷重が掛からないよう慎重に作業していきます。

垂木は交換が難しいので、横から増し打ちして補強しました。

しっかりと水糸を張り、水勾配を確認しながら支持金具を取り付けていきます。

既設と同じ仕様で雨樋を取り付けていきます。

~工事後~

無事に工事完了です。

雨樋は単純に雨水を受け流すだけではなく、排水不良からくる建物(外壁など)への影響や美観の損失などを防ぐ役割もしています。「大したことないから放っておけばいいか」などと過信していると思わぬ損害を招いてしまいます。早期発見の段階でしたら部分補修などでも対応可ですが、被害が大きくなるとその分余計なメンテナンス費用も掛かってしまいますので、お困りの方やお悩みの方はぜひご相談ください!

 

地元・上里町での住宅リフォームや住まいのお悩み事などがありましたら、(株)桜創建までお気軽にご相談ください。メールでのお問い合わせは24時間受け付けております。

 

 

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