こちらでは古くなった漆喰の詰め直し工事を行っていきます。
 
工事前



写真はごく一部ですが、ご覧のように既設の漆喰の色褪せ、汚れなどが目立ちます。
今回では塗装工事も兼ねており、せっかくお住まいを綺麗にするのなら漆喰も綺麗にしたいということで新たに漆喰を詰め直すことになりました。
 
工事中～後



このようにムラなく古い漆喰材を剥していきます。漆喰は年数が経つと必ず劣化します。原因の一つとしては本来漆喰材には施工時にはまんべんなく塗れるように微量の水分が含まれており、当然時間が経つにつれて自然と乾いていきます。物理的に体積の問題でもあり、時間の経過とともに縮んでいきます。どれだけ優れた技術者でもこの一連の現象は漆喰の性質上、避けられないのです。
要点をまとめると、新しく塗った漆喰も時間と共に縮み、乾きます。それによって引き起こされる症状が漆喰材のひび割れ（クラック）、縮小による漆喰材の剥離などです。
 
一般的に漆喰の寿命はおよそ１０～１５年くらいと言われています。
 
外部にあるという事で常に風雨に晒されたり、あるいは炎天下の中で過酷な状況に耐えているわけですので耐久力にも相当な負荷が掛かっています。
 





無事に工事が完了しました。
漆喰は極端なことを言えば、ある意味【消耗品】として考えても過度ではないと思います。時間の経過に伴い、擦り減っていく…そんなイメージを持たれても良いのではないでしょうか？
 
個人各々での見解はありますが、弊社では古くなった漆喰のメンテナンスを推奨しています。
 
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