前回ご紹介させていただいた【悪徳業者】について、もう少し具体的に知りたい!という皆様のご意見を頂き、今回では悪徳業者の業態や素性について詳しくお知らせしていきたいと思います。
突然ご自宅に訪問し「お宅の屋根あるいは外壁が傷んでますよ?今なら無料で点検しますよ?」などといった謳い文句で言い寄られてきた経験はございませんか?これらの業態については、100%ではありませんがほとんどが悪質な業態であることが統計上分かっています。
なぜこのような業態が増えているのか?
近年では木材価格高騰による品薄現象、いわゆるウッドショックに始まり、鋼板材の価格高騰やフッ素の原材料不足……など不景気の煽りを受け、建築業界・リフォーム業界全体に波紋が広がっています。当然、各業態もこの影響を受けざるを得ず、コスト削減や人件費削減などの対策をしなくてはなりません。弊社も例外ではありません。
ここで重要なのが、【企業として、どうあるべきか?】です。
会社の存続を掛けて最善を尽くすか、あるいは人の道を外れた非合法な行いをするのか。
まっとうな企業であれば前者を選びますが、中には犯罪まがいの悪質な行いをする業者もいます。
そこで、今回ではそういった悪質な業者に騙されないため、健全な活動を行うためにも皆様にお伝えしていければと思います。
【ケース①・悪質業者の車両】
(※写真はイメージ図)
訪問販売などに見られる特徴で、突然ご自宅にやってきた際にその業者の車両に目を向けてみましょう。自家用車にキャリアをセットし、梯子や脚立など無作為に積んでいませんか?これはその場で話がうまく進み、無料で点検するためのものがほとんどです。(※例外としてお客様がご自身で業者を依頼した場合は除く)
工事車両とかであれば信憑性も頷けるのですが、自家用車で訪問してきた場合にはまずは疑った方が良いでしょう。
【ケース②・まったく縁のない地方からの訪問】
先ほどの不景気の話に戻るのですが、近年ではまったく縁のない地方からの訪問販売が急増しています。おもな理由としては地元では仕事にありつけず、エリアを広範囲に渡り訪問販売を繰り返しているからです。優良企業であれば口コミやホームページからの問い合わせなど十分な集客が出来ているので、こんなことはまず絶対しないでしょう。
「こんにちは~、お住いの点検に来ました」
「あれ?県外ナンバーだな、何でうちに来たんだろう?」
といった疑問に思うような経験はございませんか?ここで自家用車の話になるのですが、理由としては(自家用車であれば手っ取り早く準備が出来る・工事車両等を準備するコストが掛からない)からです。
特にリフォーム業界においては参入障壁が低い業界であることから、極端なことを言えばまったく知識のない人間でも車両と梯子などのツールがあれば容易に参入することが出来てしまうのです。
まずは疑う事が大切です。
【ケース③・その業態の素性について】
訪問販売業者の人柄が良く、つい話し込んでしまいそのまま契約に……といった実例が数多くありますが、果たしてその業者は本当に存在する企業なのでしょうか?簡単な見分け方をいくつかご紹介します。
まずはこれらの確認をしてみましょう。
①固定電話があるか?
②FAXがあるかどうか?
③会社等の建物が存在するか?(例:住所が〇〇コーポ・〇〇号室など、所在地が借家やマンションの一室である)
④名刺があるか?
など、ほんの一例ですが確かめるにはこれらの条件を満たしていないと悪質業者である可能性が高いです。理由としては、どれも手間暇が掛かる要素であり、コストもそれなりに掛かってしまうからです。
言ってしまえば工事中に瑕疵などの責任問題が起きた場合、借家であればすぐに逃走出来てしまうからです。(固定電話や名刺等が無い場合も同じ理由)
この業界は自由競争ではあるが、何をしても良い。というのは大きな間違いで、【自由=必然的に責任が伴う】というのが弊社の基本的な考えです。
単純な営利目的ではなく、責任ある行動を心掛けたいですよね。
【ケース④・建築用語などの専門用語を知っているかどうか?】
我々が住まう建築物・建造物の各部位には名称があり、どれもしっかり裏付けされた理由があります。現場経験の豊富な職人さんや、有資格のある建築士さん……など、すべてを熟知するには気の遠くなるような努力と経験が必要不可欠です。ベテランの方でもそのすべてを紐解くのは容易なことではないでしょう。
ですが、悪質業者などは核心には触れず、知識のないことを隠し言葉巧みにお客様のもとへ近づいてきます。
もし業者が訪問してきた場合に、よく聞き耳を立てて会話をしてみましょう。すると、どうでしょう?
「ここはこの材料を使えば大丈夫ですよ」「あれは大体こうにやっておけば問題ないですよ」
不確かな会話に違和感を覚えたりはしませんか?専門的な用語もなく、虚無感にも似たような薄い内容ですよね。
【その場でてきぱきと応対が出来ない=知識のない可能性が高い】
悪質なのが、お客様の理解を得ないまま話をどんどん進めてしまい契約に結び付かせるということです。お客様が何も知らないことを良い事に、意味のない不必要な工事を進めたり、また金額も相場以上の法外な金額であったりと極めて悪質ですよね。
判断材料の一つとして業者の様子を伺うのも防犯対策になります。
総じて皆様にお伝えしたいのは
残念な事にこれが実情となります。
決して騙されないために、万が一契約してしまい泣き寝入りしないためにも皆様自身がある程度の知識や、知り合いの業者などに相談するなど対策を講じておかないと後悔してしまいます。
いかがだったでしょうか?
弊社では地元の名に恥じないよう、街の御用聞きとなるべく日々努力をしています。優良企業さんや真面目に頑張っている業者さんが同じような目で見られてしまうのが残念でなりません。
これ以上建築業界の風評被害が増えないことを願い、悪質業者撲滅を自負していきたいと思います。
(株)桜創建では屋根工事各種・外壁(塗装)工事・その他総合リフォームなどを中心に活動しておりますので些細なお悩み事でも構いませんので、お気軽にご相談ください!
弊社では、無理な営業は一切しておりません。必要のない工事を勧めたりも致しません。
地元・上里町での住宅リフォームや住まいのお悩み事などがありましたら、(株)桜創建までお気軽にご相談ください。メールでのお問い合わせは24時間受け付けております。