今回では住まいの建物を支える重要な役割をしている【付帯部】についてご紹介していきたいと思います。
付帯とは?
◆主たるものに対し、必然的に伴うもの
といった語源の通り、建物を主と考えるとそれらに対し必要となってくる部分の事を指します。
普段目につきやすいものといえば外壁や屋根部分などの主要部分ですが、実はこの付帯部も非常に重要な役割をしているのです。
今回はそう言った付帯部についてフィーチャーしていければと思います。
【雨樋】
紫外線や経年劣化による軒樋のヨレ
竪樋部分の脱落
部材継手部分の脱落
雨樋は住宅の屋根やベランダなどに流れた雨水を各所定の位置まで受け流す役割をしており、ただ単に雨避けをするだけでなく建物への漏水や雨染みなどから保護する役割もしています。建物の寿命への影響も大きく、軽視していると後々余計なメンテナンスが発生してしまったりと不都合が多いです。
雨樋を固定する支持金具等の劣化(錆など)
集水器のゴミ詰まりによるオーバーフロー
支持金具の破損
状況によって様々な劣化症状が起きていますね。写真でも分かるかと思いますが、付帯部は外部に位置する為、室内に比べると劣化の進行も早いです。定期的なメンテナンスや点検などをお勧めします。当たり前ですがこれらの症状は自然に治癒することはありませんので、経過観察が必要です。寿命としてはおよそ10~15年目安でのメンテナンスや交換をお勧めします。
【波板】
経年劣化による脱落・飛散
色褪せ・熱反り
お住いのテラスやカーポートなどの雨避けとして使用されることの多い波板ですが、365日風雨や紫外線から建物やお車などを守る役割をしています。その寿命はおよそ8~10年くらいとされており、他の付帯物と同じで定期的なメンテナンスや交換が必要となります。現在では高耐候性のポリカーボネート樹脂製による製品が主流となり、その寿命も汎用品と比べると飛躍的に上がっています。
【破風板】
経年劣化による剥離・破損
塗膜の剥離
破風板とは、読み名の通り吹き込んだ風を建物手前で縁切る役割をしています。外壁などへの悪影響を極力防ぐための先代の知恵とも言えますね。
しかし、風が当たり続けることによって表面の塗膜剥離や色褪せ・反りなどが発生し、劣化が進行する前に補修や破風板に高耐候性の板金(破風板金)での対策が必要となります。劣化の進行具合によっては塗装でも処理が可能ですが、手遅れになる前に早めのメンテナンスや経過観察は必要です。
いかがだったでしょうか?
これらの付帯部はほんの一例になりますので、その他にも気になる箇所やメンテナンスなどをご検討の方はお気軽にご相談ください。弊社では無料にて点検・診断を常時承っております。
(株)桜創建では屋根工事各種・外壁(塗装)工事・その他総合リフォームなどを中心に活動しておりますので些細なお悩み事でも構いませんので、お気軽にご相談ください!
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