屋根カバールーフについて

一般住宅に多くシェアされている【スレート屋根材】ですが、長い間メンテナンスを怠っていると思わぬ不備や雨漏りなどの原因にも繋がりかねません。

 

ですが、一般の方での屋根点検は非常に危険です。そこで分かりやすい簡単なご説明をアナウンスさせていただきます。

 

【スレート屋根材とは?】

正式には化粧スレート材と呼ばれるもので、形成としては無機化粧層の表面に防水性のある高耐候アクリルコートが塗布されている厚み5.2mmほどの板状のものです。建売住宅などで広く分布されており、日本で最もシェアがある屋根材です。

しかし、新築購入時に施工店さんから事前にこの屋根材について説明を受けるというケースはまず少ないでしょう。

新築工事といえば人生に一度あるかないかの大きな買い物ですよね、建売住宅などは極力コストを抑えるために性能よりもコスト重視のものが多いです。

上記でも説明したスレート材ですが、新築工事に掛かるコストを抑えるための見えないからくりがあるのです。

実は上記説明でも(表面にアクリルコート使用)と述べましたが、ここが一番の落とし穴なのです。

アクリルコートは安価で現在でも用途に応じて使用されることはありますが、住宅の屋根の上というのは過酷な環境で他の外部と比べて劣化の進行が非常に早いです。新築時の支出を圧縮するために耐久性の低いものを使用していることが実情です。

重要なのが耐用年数ですよね、メーカーさんはおよそ10年と謳っていますが……実はそこまで持ちません。

スレート材は基本的に防水性のない無塗装層と表面のアクリルコートの二層で形成されているため、表面の塗膜が劣化してしまうと急激に劣化の進行が早まります。使用している製品によっては4~5年程で劣化が表れて、10年後には保証期間切れではなく【メンテナンスが必要】になってしまうのです。

【例:ニチハ・パミール】

パミールの劣化はこの業界では有名な話で、アスベスト材からノンアスベスト材へ切り替わった屋根材の一つで、しっかりと形成が確立されていない状態で製品化してしまったために、このように表層がミルフィーユ状のようになってしまい、気が付いた時には表層剥離やひび割れなどを起こし後の祭りに……という悲しい結末になってしまいました。

当然このような状態では新たに塗装を……というわけにはいきません。

近年ではこういった塗装工事では補えない屋根に最適な【カバールーフ工事】というものが普及しつつあります。

従来では(屋根葺き替え工事)一択でしたが、高額な費用・廃材処分問題・労力の圧迫などが問題視されているのに対し、このカバールーフ工事は既設の屋根材を剥がすことなくその上から新しい屋根材で覆うことでコストカット・工期短縮・廃材処分削減とメリットが沢山あります。普及しつつあるとはいえ、まだまだご存じない方はいらっしゃると思うので、これを機に検討してみるのも良いかと思います。

【ニチハ・横暖ルーフ】        【GMルーフ】

    

腐食・錆防止・変退色・穴あきなどに強いガルバリウム鋼板により形成されており、意匠性・色・美観性・耐久性など、数多くの優れた屋根材があります。

「うちはそろそろメンテナンスした方がいいのか?」

「今、屋根の状態がどうなっているか知りたい」

「過去に一度もメンテナンスした事が無い」

など、上記内容に当てはまる方はぜひ弊社にご相談ください!無料点検・お見積もり・ご相談など常時承っております。

 

(株)桜創建では屋根工事各種・外壁(塗装)工事・その他総合リフォームなどを中心に活動しておりますので些細なお悩み事でも構いませんので、お気軽にご相談ください!

弊社では、無理な営業は一切しておりません。必要のない工事を勧めたりも致しません。

地元・上里町での住宅リフォームや住まいのお悩み事などがありましたら、(株)桜創建までお気軽にご相談ください。メールでのお問い合わせは24時間受け付けております。

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